マネージメント

菊入みゆき著「会社がイヤになった」

「会社がイヤになった」というタイトルをみて、本書からどのような内容を想像するだろうか。少なくとも、自分は初めにタイトルをみて思い浮かべたことと、実際に本書に書かれていたこととはかなり違った。 本書では、20-60代の架空の社会人を例に、仕事にお…

NPO法人ファザーリング・ジャパン著「新しいパパの働き方」

子育てのために働き方を変えるのは、少なくとも自分の場合は悩んだし決断力も必要とした。いろいろな原因があると思うが、そうであった理由の一つは、自分が以前働いていた場所では、子育てと仕事を両立している同性(男)のロールモデルを見つけられなかっ…

山田咲道著「ダメ上司論」

本書のタイトルを見たとき、手に取ってもらいたいからって、ちょっと凝りすぎたタイトルじゃないかなと思った。ただ実際に中身を読んでみると、タイトルほど攻めた感じはせず、良い意味で普通の話だった。本書では、上司の役割を「部下の給料を上げ、部下の…

グロービス著(佐藤剛執筆)「組織マネジメント教室」

塩沼良順大阿闍梨について調べているとき、Youtubeで塩沼さんの講演動画をみつけた。その講演動画をアップロードしていたのがグロービスで、グロービスという会社はそこで初めて知った。グロービスは、ビジネススクールの運営や個人・法人向けセミナーを行な…

三木雄信著「孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA」

本書で主張されていることは非常にわかりやすかった。ソフトバンクが短期間に非常に大きな成長を成し遂げられたのは、他とは少し違ったPDCAサイクルを回していたから、ということだ。何点かそういった他とは少し違う部分、というのが本書でふれられているの…

山崎将志著「残念な人の仕事の習慣」

当初本書はそこまで期待して手に取っていなかったのだが、読んでみると予想を超えて面白かった。題名になっている「残念な人」というのが、仕事のスキルのない人、とのことかと思っていたが、この本では「残念な人」というのを、「作業一つ一つはそつなくで…

チェット・リチャーズ著(原田勉訳・解説)「ウーダループ」

非常に面白い本だった。本書は、タイトルにもなっているウーダループ(OODAループ)についての本である。OODAループは、PDCAサイクルに変わる新しいフレームワークである。もともとOODAループは、アメリカの軍隊で開発されたそうだ。PCDAサイクルが、Plan(…

釘原直樹著「人はなぜ集団になると怠けるのか」

本書は「社会的手抜き」という現象について書かれた本である。集団行動をするとサボる人が出てくる、ということが、「社会的手抜き」と名付けられ、また60年以上にもわたって研究の歴史があるとは全く知らなかった。そのため、とても新鮮に本書を読めた。た…

エドガー・H・シャイン著(金井真弓訳、金井嘉宏監訳)「人を助けるとはどういうことか」

程度や種類の差こそあれ、人を助けるというのは、誰でも日常生活を営む上で当たり前のように行なっていることだろう。しかしそうであるからこそ、人を助ける、というのを真面目に考えだすと難しいところがある。その人のためになると思ってやったことが、そ…

エリック・シュミット、ジョナサン・ローゼンバーグ、アラン・イーグル著(櫻井祐子訳)「1兆ドルコーチ」

グーグルやアップルなど、アメリカの有名な企業のCEOのコーチとして知られた、ビル・キャンベルさんについての本。経営者にコーチが必要であるとは、本書を読む前は全く考えていなかったが、本書を読み終わると、むしろコーチをつけていない経営者はまだまだ…

佐宗邦威著「ひとりの妄想で未来は変わる」

本書を背表紙で見たとき、この本は、もっと妄想しようぜ!と、働いている人を鼓舞する本かと思った。でも読んでみると違った。確かにそういう面もあるんだけど、どちらかというと、働いている人が妄想しやすくなるような会社の仕組みづくり、実は面白い妄想…

ハーバード・ビジネス・レビュー編集部編(DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部訳)「デザイン思考の教科書」

本書ではハーバード・ビジネス・レビューにおいて、デザイン思考をテーマに書かれた論文のうち、読むべき10本と題されたものが集められている。10本の論文を読むことで、デザイン思考をどのように展開していくことができるか、デザイン思考を広めていく上で…

チップ・ハース & ダン・ハース著(千葉敏夫訳)「スイッチ!「変われない」を変える方法」

自分自身の生活や習慣を変えるのは、変えたいことによっては困難な場合がある。ましてや、他人や組織の中で何かを変えたいと思っても、なかなかうまくいかなかった経験を持つ人は多いだろう。本書では、主に他者や組織にどう働きかけることが、変化を生み出…

飯野謙次著「仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?」

どちらかというとケアレスミスをしてしまう方の人間だと思う。色々な忘れ物をしたり、メールなどで誤字脱字をしたり。なので、時間が十分にあるときは入念に確認をするよう心がけている。けれども、どうしても時間に余裕がなく急いでしまうときはミスが出や…

伊賀泰代著「生産性」

仕事の生産性を高めるというと、どうしてもコストの削減だったり、機械の導入による業務の効率化などを思い浮かべがちだ。確かにそれは一理あるんだけども、それだけでは、生産性を高めるということの一面しかみえていない。この本で著者は、その見落としが…