おすすめビジネス書レビュー

仕事への向き合い方が変わる本を紹介します

仕事と家族

レオ・バボータ著、有田春翻訳「減らす技術」

ビジネス書レビューを行う自分にとって、生産性に関する本というのは、どれも似たり寄ったりになってくる。様々なハックが紹介されていても、どこかで読んだなあという印象を拭えない。しかし、本書は多くの生産性の向上を語る本の中で、少し変わった、しか…

マーシャル・B・ローゼンバーグ著(安納献監修、小川敏子翻訳)「NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法」

久しぶりに面白い本を読んだな、という印象だった。サティア・ナデラさんがマイクロソフトのCEOに就任する際に、取締役にこの本を読むよう話した、ということをoff topicで聞いて、この本を知った。 この本は単なるアンガーマネージメントの本とは異なる。よ…

NPO法人ファザーリング・ジャパン著「新しいパパの働き方」

子育てのために働き方を変えるのは、少なくとも自分の場合は悩んだし決断力も必要とした。いろいろな原因があると思うが、そうであった理由の一つは、自分が以前働いていた場所では、子育てと仕事を両立している同性(男)のロールモデルを見つけられなかっ…

えらいてんちょう著「静止力 地元の名士になりなさい」

自分自身が、子供を生まれたのを機に、地元の企業に転職した経緯をもつからか、興味深く読めた。本書でも言われていたが、自由に移動できる期間は人生で非常に限られている。特に、子供や両親の世話をしないといけない立場になると、遠いところへの引っ越し…